2014年11月13日木曜日

詩「太陽」

放射する太陽の光を粗末な足元に浴びて
じりじりとした黄金色の温度を纏うたびに
私は その光のなかへ 溶け出してしまいたいと思う
溶け出すことができたなら
どんな心地がするだろう
太陽は ギラギラと輝く空に棲む黄金色の雲丹のように
じっと身を固めて 私を見ているだけである

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